【アニキの株塾】潜入してみたぜシリーズ第2話 仮想株式投資案件編

「資産運用の金脈に出会った」

お付き合い自体は二年ほど前からある
知り合いの女性から
突如としてLINEが入った。

「とてもリスクが低くリターンが多いので
聞く価値ある情報だと思います」

今までだったら
「遠慮しておきます」
とお断りするところ。

だが今年は首突っ込んでみる
と決めているので、二つ返事でOK!

待ち合わせに指定されたのは
都内有名ビルの45階。

偶然にも前回の
「カーシェアオーナー案件」
と同じ場所。

この時点で
LINE見ながら吹き出してしまった。

説明を聞きに行った

さてさて当日。

元々何とかって世界的有名なすごい銀行で
すごい営業成績を出してたすごい銀行員
…という肩書の社長さんをご紹介いただく。
ちなみに中国の方でした。

で、この社長さんのこの会社
【F社】の投資案件の仲介
をしているとのこと。

要するにブローカーね。

運用会社の紹介

まず、こちらの【F社】

ドバイにある証券会社
イギリスで上場しており
5000社の上場企業のビッグデータを持つ

投資信託の販売をしており
顧客資産運用利率は、年間400%だって。

この、5000社のビッグデータを元に
バーチャルで作った株の銘柄に投資を
するものらしい。

案件説明

そのバーチャル株

1株0.3$から始まり
0.99$まで上昇したら
1:3の株式分割
3株×0.3$となる

で、また0.99$まで上昇したところで
3分割され、3×3で9株に…

このように
値上がりした株を株式分割することにより
資産を倍増させていく。

ただし、後半加速度的に倍増してしまうため
一定枚数まで増えると30%は強制売却され
バブルが起きないよう調整している。

1株130万円から
年利は約100%
暗号通貨を介し自社ポイントで管理・運用
紹介者が入ると10%を翌日現金にて支払い

…さぁこの案件、やってみますか?

なにがなんだか意味不明

もう説明聞いてる時点で
ツッコミどころが多過ぎで
意味不明だったんだけど
頑張ってまとめてみようと思う。

システムが複雑怪奇

まず運用するまで3~4つの
暗号通貨や自社ポイントを介在させる。

投資金

「米$」

「CSMコイン」(暗号通貨)

「RP」(自社ポイント①)

「FP」(自社ポイント②)
※ここで運用

現金化するときは
「FP」(自社ポイント②)

「EP」(自社ポイント③)

「CSM」

「米$」

このポイント変換の間で手数料を頂くのと
バブルが起きないよう強制売却するために
こんな複数段階を踏むんだって。

株の本質、価値の上昇

「なんで株価が上がり続けるのか?」
と訊いたら
『既存客の強制売却を新規客が買うから』
だと答えてもらった。

なるほど新規のお金が入り続ければ
一応の値はあがる。

が、新規が止まれば当然だけど
売買されなくなり値動きストップ。

「じゃあ新規の買い注文がなくなったら
上昇ストップするのでは?」
と再度訊いてみると

『大丈夫、これは資産運用なので』
との返答。

?????

『自社で買いと売りを両方やっているので
市場は循環し続け上昇します』
だってさ。

いやいや、同一人物が買いと売りを両方したって
いってこいでプラマイ変わらないでしょうに。

『自社で売買し運用している』という名目で
画面上の数字をいじってるだけじゃん。

実態だけでなく、信念すら無い。

翌日即金の紹介料

この話を俺に持って来てくれた人は
ひとり紹介で11万円翌日現金で貰った
と言っていた。
(その時は1口110万だったみたい)

いや、翌日て…
それって運用益からの報酬じゃないよね。
紹介者の投資金から抜いてるよね。

必死に説得するも…

かれこれ1時間以上
質問し、突っ込み続けただろうか。

隣に居る紹介者に
矛盾・不審点を聞かせることで
目を覚まさせようとしたのだが…

時間切れとなったので
「じゃあこの辺で」
と紹介者に振り返ったら

「紹介料の説明も聞いていきません?」

って。

まだ、俺がやると思ってるの?
あわよくば俺をダウンに付けたいの?

ここまで質問ぶつけて
不審点をあぶり出したのに…

人は肩書のある者の言うことを
盲信的に信じがち。

尊敬・信頼や
何かしら強い思い込みがあると
多少怪しいことがあっても
都合よく解釈してしまう。

そしてあとは
数字の大きさに目をやられ
欲が頭をもたげてくる。

【まとめ】

肩書を全て引っ剥がしてみよう。

ドバイだろうがイギリスだろうが
米軍大佐だろうが
王室の血を引いてようが
そんなものは何一つ根拠にならない。

肩書に呑み込まれてしまえば
あとはもう相手の土俵だ。

これは新時代の資産運用なので
慣れない方は違和感を感じるかもしれません
と、最後にブローカーは言っていた。

たぶん、これ決めゼリフなんでしょうね。
ナメてんのか。

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中川祥徳
専業の株トレーダー。『お金に対する思い込みが外れればお金に関わる全ての事は上手くいく』 Financial Collegeで【正しいお金の判断基準】が身に着いていくにつれ、 トレードで安定した成果を残せるようになり、結果独立できるまでに至りました。将来的には、真面目にお金の話ができて、ビジネスで組む事もできて、 遊びとなれば思い切りバカな事もできる、そんな仲間たちが集う 日本一のコミュニティを作り上げたいと思っています。

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