パッパラパッパッパー パッパラパッパッパー (ラッパ音
こんにちわ。私がファイナンシャルカレッジの清水軍曹です。
テレビを見ていると、ふとお金について考えさせられる放送を目にしました。
今回はそのことを書いていきたいと思います。
日本人の資産のピークはいつ?
最近のセミナーでは見かけなくなりましたが、
過去にはこんなワークがありました。
アメリカ人と日本人、資産のピークはいつ?
アメリカ人 → ( )
日本人 → ( )
ちなみにアメリカ人は 60歳 がピークになります。
そこから資産を取り崩しながら、寿命を迎えることになります。
はてさて、日本人は何歳でしょう?
たしか65歳、68歳、70歳とか、そのあたりの回答が多かったと記憶しています。
しかし答えは 死ぬ時 です。
日本人は死ぬまでお金を貯め続け、そして使うことも無く死んでいくのです。
お金は交換することに価値が出てくるわけですが、
「お金自体が大好き」という日本人の性質を示す良問でした。
遺品整理をしていると、現金・純金がザックザク・・
2017/12/26 放送のテレビ東京「ガイアの夜明け」を視聴していました。
その内容の一部を抜粋します。
「空き家から3000万円以上!眠れるマネーの実態」
1人暮らしの高齢の女性が亡くなり、10年以上放置された空き家。
その空き家に、遺品整理業者が入ります。
散乱した家を整理していると・・
現金30万~40万円が!
さらに整理を進めると、紙袋から500万円が出てきます。
その後、札束が出るわ出るわ。総額3000万円以上になりました。
タンスを開くと輝くゴールドが・・
純金1700万円相当です。
整理業者の社長のコメント。
「手元に現金を置いておくと、安心する高齢者は多い」
「遺品整理の依頼をする人たちは」
「タンスに 少しでも現金を蓄えておくことで安心する」
「遺産」の国庫帰属額は
この10年で倍の400億円に達しているそうです。
お金は使ってなんぼ
この高齢女性が10年前に住んでいた空き家からには、5000万円近くが眠っていたようです。
この何にも使われなかった5000万円という大金が、もしも10年前に有意義な使われ方をしていたら、今社会にとってどれだけの利益を生み出していただろうか。
5000万円あれば、お金がないがためにチャンスを失った子供に、多くの希望と機会を与えることができたかもしれません。
お金しか頼るものがなかった老婆は不憫です。
お金しか信じられない人生だったのでしょうか・・
目的なくお金を貯めても、幸せになれるとは限らないと考えさせられる放送でした。