よぉ、みんな元気か?
financialcollegeのアニキ
チンピラトレーダーの中川だ。
今日は、前回の続きを。
前回の復習
「この世にノーリスクの投資など存在しない」
と書きました。
リスクとは『不確実性』
つまり
リスクがあるから、投入した資金がそれ以上に膨らむ可能性、幅があるという事なのだ。
なので
「ノーリスクの投資をしたい」
なんて言ってちゃダメだぞ☆
って事を言いました。
プラスとマイナスの振れ幅は同等?
一般的に統計学では「プラスとマイナスは同確率」と言われている。
だが実は、常に同等なのではなく、時間・タイミングによって、少し偏りが生じる。
この偏りが自分に有利な場合
市場では「優位性がある」と言います。
過去の事例から導き出す確率論により、どちらか一方向に進む確率はもう一方より高くなる。
この優位性が無ければ、投資は常に50:50の結果しか現れず、それはギャンブルと変わらない。
リスクを味方につけるには?
いつも自分の優位性を確認したうえでリスクを取れば、その判断が正しい時、それは利益となる。
「優位性を持つ」+「リスクを取る」
投資で利益をあげるにはこれだけで良い。
というか、この公式しかない。
単純明快だ。
「リスクは振れ幅」
つまり、リスクは普段、敵でも味方でもない。
ただし優位性がある場面でのみ
リスクはちょっとだけ我々にえこひいきしてくれる。
ポーカーテーブルで、誰がカモか判らないときは…
逆に言えば、自分にとって優位性があるかどうか判らない場合、そのリスクは取るべきではない。
優位性なく取るリスク、それがギャンブル。
優位性のない場所で勝負をしてはいけない。
もし勝負に入ってしまっていたら、すぐさま降りるべき。
周りを見渡してカモがいなかったら、その時は自分がカモである
有名なポーカーの格言だが、カモがいわゆる優位性だ。
今回の歴史的市場、16連騰していた最中、自分にとって今は優位なのかどうなのか…
判らなかった人が、入れなかったのでしょう。
なのでそう言う意味では、メディアや周りに煽られ飛び付いて、偶然利益を得られた人よりは、優秀なのかもしれないね。
【まとめ】
リスクを取るときは、必ず優位性が確認できた場所で。