よぉ、みんな元気か?
FinancialCollegeのアニキ
チンピラトレーダーの中川だ。
今日はちょっと長いんで、速攻本編いっちゃうぜ。
この記事はざっくりいうと....
友人からの、突然のメール
数日前、友人からメールが届きました。
「200万円、工面できないか」
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大事なお客様がいい取引の話が入ったのに、出張中でキャッシュカード忘れてて困ってるのです。
1週間で1割つけるという条件で、200万キャッシュで貸して頂けませんか?
お肉を押さえるのに今200万手付けで、今必要なんだそうです。
長崎まで日帰りで取りに帰るか。その取引を諦めるか…
お金はあるけど、今東京で平日じゃないからって理由で困ってます。
理由が、ある業者が借金の方に店の肉を200万でかたに押さえられそうなのを助けてあげたいけど、今東京出張中でさすがに200万もって歩いてないからって理由です。
月曜日ならいくらでもどうにかなるけど、土曜日だから困ってるだけで、返金能力もある人です。
私が持ってたら貸せるけど私がないから…
助けて頂けませんか?
これが長崎での話なら自己解決できるのですが、今東京で土曜日だからって理由なんです
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一語一句変えてない、コピー&ペーストです。
最初はこの友人が「アカウントの乗っ取り」にあったのかと思い、
「アカウント乗っ取られた?(笑)」
と返したら、
「いや、私本人、〇〇です」
と( ̄◇ ̄;)
1)10/14(土)で平日ではない
2)困っていると泣き落とし
3)頑張れば用意できない金額ではない
うん、振り込め詐欺の基本はしっかり抑えてますね(笑)
私にメールをくれたその友人からしてみたら
よっぽど信頼をおける人物からの懇願だったのでしょう。
ですが、俺はこの話自体は、もちろん断りました。
後日、当人から
「私自身冷静じゃなかった」
と反省と謝罪メールがあり、この件自体はここで終わった。
せっかくなので仮説を立ててみた
…なのだけど
せっかくなので仮説・検証をしてみました。
『詐欺は儲かるのか?』
検証のベースは、俺自身の人脈で
俺の『友だち件数』は
LINEだけで約2500件あります(2017.10現在)
そしてこの友だち件数、「非表示」や「ブロック」をすると、件数が減る。
最近は、この2500件前後で頭打ち。
つまり、既読スルーや未読スルーで、残念ながらご縁が切れてしまう方々と、新しく番号交換してご縁が繋がる方々とが、今だいたいトントンてこと。
いまは毎月70人ぐらいと新たに番号交換しているので
すると年間では
70人×12ヶ月=840件
これとトントンということは
→年間消えてく相手840+交換して一年以内840=1680
登録件数2500人−1680人
=820人
…は、一年以上の継続的な付き合いが続いている方々。
つまり、お互いある程度の信頼がある相手が、約820人
と、ざっくり計算できます。
信頼してる人からのお願い…断れる?
さて
一年以上も付き合いがあり、怪しいところを何ひとつ見せてこなかった相手から
「実は困ってて・・・200万貸してくれないか?」
と言われ…
キッパリ断れる、もしくはバッサリ縁を切れるひと、どれぐらいいますか?
仮に、100人に1人が、お金を何とか用意してくれるとしましょう。
たったの、100人につきひとりだけだったとしても
8人×200万=1600万
はい、年収1600万、ご馳走さま(^○^)
って寸法です。
信頼構築の技術がもっと上手ければ
番号交換できる相手も、
関係維持できる相手も、
最後に「うん」と言ってくれる相手も…
この数字は容易に上がるだろうね。
詐欺は最低の行為。しかし…
間違いなく言えることは、
詐欺は相手の善意・信頼・道徳心を食い物にする最低最悪の行為ということ。
心優しい性善説の人間には、本当に生きにくく厳しい世の中になったんだなと痛感しました。
ただ
「詐欺は引っかかるほうが悪い」
なんて言う人間もおり、
ぶっちゃけ俺も、それはそれで一理あると思っている。
性善説は素晴らしいと思います。
ただそれで盲目になってはいけない。
それは、思考停止と変わらないのだから。
違和感を感じ取る『感性』を磨け!
詐欺は、そう簡単に見抜けない。
なぜなら我々は感情の生き物。
時間をかけて信頼構築されでもしたら
「この人はこんな事する人間じゃない。なぜならこんなに長く付き合ってきたのだから」
と、自己正当化のメカニズムが働いてしまう。
人を疑うなんて、誰もしたくない。
長年付き合いがある相手ならなおさらだ。
回避するには、違和感を感じる『感性』、つまり経験と知恵が必要だ。
しかし当然ここは、最初はみんなゼロスタート。
とにかく何事にもバンバンあたま突っ込んでガンガン経験値を稼いでいけるひともいるがみんながみんな出来ることではない。
お金も時間も有限なのだし。
知恵、経験が無い間『盾』となってくれるものとは「環境」と「人脈」
なので
『相談できる環境・人脈』
が大切になってくる。
お金の相談ができる環境と
お金の相談ができる人脈が作れる場所は…
そう、Financial Collegeしかない。
もちろん、
「ファイナンシャルカレッジのアニキ」である俺はいつでもガチで相談に乗るぜ!