この記事はざっくりいうと....
ニーズに答える側に回ることで希少性もゲット。人間関係を良くする、質問の仕方を学んだよ!
ムシムシする季節がやってきました。皆様如何お過ごしですか。
人生はいつだってパルプンテ!
こんにちは、ファイナンシャルカレッジのドラクエガール浅野です。
さて、先日学生さんの前でお話しする機会を頂きました。
趣旨は「実際に働いてみてどうだったか」というようなことを
学生さんに知って頂くという感じです。
仕事に関する失敗談を絡めながら、
働く人として学んで面白かったことや、
もっと早く知っておきたかったこと、
学生さんにシェアしたいな!
と思うことなどをお話させて頂きました。
今回はその中から「人と対話する上で役に立つ」という話をシェアしてみたいと思います。
「理解して欲しい」「認めて欲しい」人はすごく!多い
(C)クリエイティブ コモンズ ライセンスより。
社外セミナーに行くと良く目にするかと思う、人間の欲求のレベルに関する図です。
ざっくり言うと、安全面だったり本能的な欲求が満たされて初めて人は、
「理解して欲しい」
「認めてほしい」
という、いわゆる承認欲求を求めるようになるというものです。
ドラクエで例えるなら、
レベルの低い状態で防御力の低い「ぬののふく」一枚でモンスターがうようよいるような場所に放り出されたとしたら、
「愛が欲しい」とか「愛とは何ぞや」
などと言ってられないわけで。
安全な場所に着いて、衣食住が確保されて初めて、「愛とは何ぞや」を考える余裕が生まれるという感じです。
現代人は衣食住もほぼほぼ確保されていますし、
国際情勢は不安定ながらも一応安全という状況。
そういう外的要因もあるのか、
人と話していて、承認欲求を求める人ってとても多いなあと感じます。
なので、この豊かな現代では、
求める側(メジャー)から承認欲求を満たせる側(マイナー)になれると、希少価値がぐぐっと高まるという訳です。
目指せ!承認を満たすレア人間☆
承認欲求を満たすには、相手の考えや意図するもの、価値観を汲もう!
人が満たされた!と思うものとして良く挙がるものが
「褒める」
だったり
「共感する」
になります。
確かにこれらも、特に社会人になった場合にはあった方が良いとされるスキルだったりします。
だけど、どちらも一時的には満足を得られますが、あくまで表面的なものであるため、
時間が経つとまた「認めてほしい」と思ってしまうようになります。
これらよりももっと効果が高いのが、
「相手の考えや意図するもの、価値観を汲む」
ことになります。
これをすることによってその人の本質や内面に近づくので、相手からすると
「自分の内面まで知ろうとしてくれている!」
と深く満足してもらいやすいのです。
で、その方法とはこんな感じ。
技術的な話:相手の話に対して、「なぜ?」と「要約」をしてみよう
「え、そんなこと?」
と思うかもしれないですね。
そんなことですけど、自分が話したい欲求の方が強いと相手が話していても
「次、自分は何を話そうかな?!」
になってしまいます。
ファイナンシャルカレッジの相性診断ワークショップでも出てくる、
「自分と一緒にいる」
状態というものです。
これ、意外と難しい。
そうなりがちな人は、ぜひ相手と一緒にいる時に、相手の話に集中してみてください。
そして、
「なんでそういう話をするんだろう」
「それを選んだきっかけは何だったんだろう」
「その考えは、何を大事にしていることで生まれたんだろう」
そんな視点を頭の片隅に置いてみてください。
ただ、「なんで」「なんで」「なんで」ってやっていると
尋問かよ!
となってしまいますので(笑)、
ときどき
「つまり、あなたの言いたいことはこうなんですか?」
と、今までの話を要約してみましょう。聞いてもらっている感がUP↑します。
でも要約は難しいよ!
そんなときは「おうむ返し」でも大丈夫ですよ!
そうは言っても、相手の話がつまらないんだけど!
はたまた、
なんか、ついアドバイスしたくなっちゃう!!!
そんなケースもあるかもしれません。
スタンスの話:相手に敬意・興味を持とう
相手の話がつまらないケースだったり、ついアドバイスしたくなっちゃうケース。
これはあくまで私の場合ですが。
「この人の話はつまらないなー」と思うとき、
私は相手に対して興味をあまり持っていない場合がありました。
また、ついアドバイスしたくなっちゃうような場合、
私は相手に対して「私が何とかしなきゃ!」と思ってしまっている場合もありました。
相手をつまらない人だと否定的な思いで接すると、
目の前の相手にも伝わっちゃうんですよね。
「なんかこの雰囲気居心地悪い」
「なんか話しづらい」
という感覚が相手にも伝わってしまい、結果としてベストパフォーマンスが出せなくなってしまいます。
相手のことを弱いって思ってしまいながら接していると自分が色々やってあげたくなってしまうんですよね。
そうすると、その人が持つパワーだったり、能力だったりを使う機会を奪ってしまいます。
相手に対して、
「あなたに興味があります」
「あなたの持つ力を信じています」
「あなたに敬意を持っています」
というスタンスでいること。
これ、技術以上にとても大事じゃないかと思います。
なお、人になかなか興味を持ちにくいと思う方は、ぜひ一度
相性診断ワークショップに参加してみることをお勧めしますよ♪
人と接するのが楽しくなります。
さて、気になる効果の程ですが。
会心の一撃!!実際にやってもらったら尊敬しかなくなる!
ファイナンシャルカレッジのスタッフ、榮前田さんとお話しする機会があって。
上記に絡んで会社の後輩の悩み相談を受けたときに、
「後輩を信じると言った手前、後輩がヘルプを出すまで手を出さずにいることが大変だった。」
という話をしました。
そしたらですね、来たんですよ。
会心の一撃レベルの問いかけが。
「なんで手を出したくなるんだろうね?
小さいころとか何かきっかけとかあった?」
Σ(゚д゚lll)
もう、本当にずがーんと。
一気に自分の価値観、内面を直視せざるを得なくなりました。
榮前田さんの質問力、本当に半端なかったです。
尊敬の念でいっぱいになりました。
そう、相手を理解しようとすると、相手はものすごく心を開いてくれます♪
なので、ぜひ興味のある人、距離を近くしたい人にやってみてください。
いきなりやって失敗したらどうしようという場合、練習するなら
旅先のショップの店員さんみたいな、二度と会わない人がおすすめです(笑)
それでは、マタンゴ☆彡