2,000円で1年間メシが食える!ふるさと納税とはこうやるのだ。

こんにちは、ファイナンシャルカレッジスタッフの藤岡陽一郎です。

最近、米を買った記憶がございません。
家計簿を読み返してみた所、最後に米を買った記録が2016/7/20でした。
道理で記憶にないハズだ。

かといって家で米を食べないかと言うと、そんなことはありません。
昼は弁当に梅干しと共に詰め、夜は味噌汁共々、ほぼ毎日米を消費しています。
なぜ買ってもいないのに米を消費できるのか?

それは、ふるさと納税で貰った米が大量にあるからです。

ふるさと納税、何するものぞ

ふるさと納税の概要は、下記の通り。

1.地方自治体に寄付する
2.地方自治体からお礼の品を貰う(地域の特産品等)
3.確定申告で寄付金の大部分を取り戻す(自己負担2,000円~)。

この制度は一昨年~去年くらいから様々なメディアで取り上げられており、
名前くらいは聞いたことのある方も多いと思います。
ファイナンシャルカレッジに来られている方なら、実践済みの方も多いかも知れません。

この制度の趣旨は「地域の応援」「税収の不均衡の解消」と言った所ですが、
庶民レベルでお得お得と言われている所以は、下記の点に尽きます。

自己負担2,000円で、各地方のお墨付きの特産品を楽しむことができる

例えばふるさと納税で10,000円寄付し、米を10㎏貰えたとします。
米10㎏を普通に購入した場合、品種にもよりますが3,000~5,000円と言った所でしょう。

これだけなら、10,000円で3,000~5,000円相当の買い物をしただけです。
しかし、確定申告で10,000円のうち8,000円取り戻すことができれば…。
2,000円で3,000~5,000円相当の買い物をしたことになります

取り戻せる金額には上限がある

ふるさと納税で確定申告をした場合、所得(*1)に応じて取り戻せる金額に上限があります

その上限を超えて寄付をすることは可能ですが、自己負担は先の2,000円より大きくなります。

例えば上限が60,000円の人が100,000円の寄附をした場合、自己負担額は

2,000円+(100,000円-60,000円)=42,000円

となります。
逆に言うと、その上限の範囲内なら、いくら寄付しても、ふるさと納税の自己負担額は2,000円です。
先ほどの例で言うと、50,000~60,000円の寄附で、延べ50~60㎏の米を手に入れれば…。
一人暮らしの方なら、それだけで1年間、米には困らずに済むかも知れません

 

ふるさと納税の準備

限度額を計算する

まずは、自己負担を2,000円に抑えるのに、自分がいくらまで寄付できるか?を計算しましょう。

ふるさと納税で寄付した金額のうち、取り戻せる金額の上限は、
年収によって決まる住民税の金額に依存します。
その年の住民税は来年にならないと分かりませんが、
参考として、前の年度の住民税の金額が使えます。

会社員の方は、6月にこんな書類を貰ったハズです

給与所得等に係る市民税・県民税 特別徴収税額の決定・変更通知書

この書類のうち「所得割額」と書かれた金額を確認してみましょう。
この「所得割額」の20%が、「取り戻せる金額」の目安となります

 

ふるさと納税ポータルで寄付を実行

「ふるさと納税」で検索をかけても色々と出て来ますが、
各自治体への寄付額と返礼品をまとめたサイトもいくつかあります。
一例として、小職はその中で、以下のサイトをよく使っています。

ふるさと納税サイト[ふるさとチョイス]

以下、このサイトを例にとって、ふるさと納税の実行手順を説明してみましょう。

会員登録

このサイトはポータルサイトで、会員登録が可能です。会費はありません。
氏名や住所を入力しておけば、寄付の都度入力する手間が省けます(*1)。

(*1)…返礼品を送付する宛先として、住所は必要。

自治体の検索

次に、どこの自治体に寄付でき、いくら寄付したら何が貰えるのか?を調べましょう。

ポータルには膨大な組み合わせの情報が載っていますが、
自治体、金額、返礼品の種類など、色々な切り口で検索をかけ、
情報を絞り込むことが可能です。
トップ画面の左側に、図のようなフィルターがあるので、
気になる物にチェックを入れてみましょう。

自治体を選ぶ

例えば「10,000円寄付して米を貰いたい」としましょう。
「10,000円」「米」で検索すると、下記のように検索結果が出て来ます。

この中で1個、「15㎏」と言う物がありました
お得そうなので詳細を見てみましょう。

申し込む

詳細を確認して、問題なさそうだ、となったら、
画面右下の「申し込む」ボタンを押して申し込みましょう。
さあ、何をためらうのです!中へお進みください!(某特務の青二才風)

この申込画面で必要な情報を入力しましょう。
支払方法は振込やクレジットカード払い等が選択可能です。
クレジットカード払いならポイントが溜まるので更にお得です

余談:確定申告を省略する場合

もし会社員の方で、後述の確定申告すら面倒くさい!と言う方は、
申込画面の途中で「ワンストップ特例申請の申込み」と言う項目があるので、
ここで「申告特例申請書」を申し込みましょう。

後日送付されるこの申請書を記入する事で、確定申告をせずとも、
寄附した金額を取り戻すことが可能です。

但し、別件で確定申告が必要な場合や、6か所以上に寄付する場合、
この申請書は使えないので、御注意下さい。

事後の対応

寄附が完了したら、後日様々な物が届きます。少なくとも下記の物は確認しておきましょう。

返礼品

郵送で送られてくるのを受け取れば良いだけ…なのですが、意外と気を付けるべきことがあります。

凡その郵送時期は事前に知らせてくれるものの、ピンポイントで送付日を指定できない自治体も結構多いです。
米や食品以外なら良いですが、肉や野菜等はクール便や冷凍便を使って配送されます。

これらは「コンビニ受取が出来ない」「宅配ボックス使えない」「3日しか再配達できない」等、様々な制約があります。
もし万一、クール便での配達日が長期出張の日程と重なって、何日も受け取れない…なんてことになったら目も当てられません。

寄附する前に、その返礼品を確実に受け取れそうか?きちんと確認しましょう

寄付金受領証明書は絶対に捨てるな。

確定申告をする場合、次の年の2/16~3/15の期間中に確定申告書を出すことになります。

その際、確証として、寄付金受領証明書を添付する必要があります
これがないと寄付した事実を証明できず、寄付金を取り戻せません。
くれぐれも間違って捨てたりしないよう、御注意下さい。

最後に

いかがでしたでしょうか。
やった事のある方なら「そんなの知ってるよ」的な内容だったかもしれませんが、
初めての方も「これならできそうだ」と思って頂ければ、幸いです。

なお、本記事では、ふるさと納税の概要のみ説明致しました。
小職が個人でやっているブログでも、いくつかふるさと納税関係の記事を記載しています。

節税:ふるさと納税の落とし穴とセレンディピティ
節税:ふるさと納税の限度額の計算
【読書記録】家計のプロ直伝!ふるさと納税新活用術

「限度額のもう少し正確な計算方法」
「実施するうえでの注意点」
等、本記事よりもう少し詳しい情報が記載されているので、宜しければ御覧になって下さい。