ラットレースを抜けろ!第4週「ゲームで投資を疑似体験」の実況中継

こんにちは、ファイナンシャルカレッジスタッフの藤岡陽一郎です。

ファイナンシャルカレッジでは毎週決まったテーマでセミナーをやっています。

このうち第4週は、第3週までとは少し趣が異なります。
今回はその様子についてお送りしたいと思います。

第4週「ゲームで投資を疑似体験」ってなんぞ

第1週「生涯費用計算ワーク」、
第2週「日本の金融教育イマと未来」、
そして第3週「日本の非常識 世界の非常識」…
少しずつ視野を広げていきながら、お金の勉強を進め、知識を深めてきました。

しかし講義とワークだけでは、折角の知識も十分には身につきません。

自動車教習所の学科を受けただけでは車を運転できるようにならないのと同じです。
実際にお金を投じ、成功や失敗を繰り返す中で、初めて知識を生かせるようになります

そのための格好の教材として、「キャッシュフローゲーム」と言うボードゲームがあります。
第4週ではこれをプレイし、皆さんに投資を疑似体験して頂きます。

ゲームの目的:ラットレースを抜けろ!

キャッシュフローゲームの目的はズバリ、ラットレースからの脱却です。

プレイヤーの皆さんは職業に就き、サイコロを振ってすごろくのボードを進めます。
途中のマスでは給料を貰ったり、買い物をしたり、投資をしたり、様々な人生経験を積みます。

但しこのボード、スタートはあってもゴールはありません。
コースは円形になっており、ある程度進んだらまたスタートに戻ります。
そしてまた同じ円を回り続ける(働き続ける)…。

これは一般企業に勤めているサラリーマンの平均的な人生です。
いつまでも日々の生活費の支払いのために働き続けなければならない姿を、
ケージの中で車を回し続けるハムスターになぞらえ、「ラットレース」と呼びます。

「働かずとも生活できるだけのお金が入ってくる」状態にする事で、この「ラットレース」から抜けだす。
これがキャッシュフローゲームの目的です。
大事な事なので3回書きました

ゲームなら損失も破産も遅るるに足らず

ラットレースから抜け出すためには、給料を貯めて投資に回す必要があります。
勿論、投資にはリスクがつきものです。お金を殖やすつもりが失う事もあるでしょう。

最悪、支払いが増えすぎて給料を上回り、破産に至るかもしれません。
それはそれで、そこから得られる経験も少なからずあるでしょう。
それでも、現実世界では是非とも避けたいイベントです(*1)。

しかしゲームであれば、株で損失を出そうと、破産しようと、実質的な損害は何もありません。
それでいて、自分が取った行動と起こった出来事を振り返れば、多くの経験が得られます。

魔王を成敗する勇者や、悪の帝王を成敗するストリートファイター宜しく、
現実世界ではできないような事も含めて経験できるのが、ゲームの醍醐味だったりします。

(*1)…一応、現実世界でも債務整理、自己破産等、救済措置はいくつかあります。安易に諦めないようにしましょう。ていうか電車止めないでください

講義の様子

大分前置きが長くなりましたが、それでは講義の様子を見て行きましょう。

【舞台裏】事前準備

開始時間の1時間前にスタッフが集まり、設営準備をしていきます。
机を並べる、ワーク用紙を配布する、そしてボードの設置…。
色々とやる事があります。

良く見ると駒の並べ方にスタッフ毎の違いが出たりするかも知れません。
また、稀に英語のボードがあったとの目撃談がありました。
暇があれば観察してみて下さい。

誕生:自己紹介

第1週~第3週同様、同じテーブル内に座ったメンバーで自己紹介をします。
同じテーブルのメンバはライバルでもあり、共にラットレース抜けを目指す同志でもあります。
仲良くしていきたいですね!

学校教育:ゲーム説明

ゲームを始める前に、講師からゲームの説明があります。
現実世界でも義務教育なしには社会に出られません。
「肉体労働」「資本労働」等の概念を、まずは確認しましょう。

就職活動:職業選び

社会に出たら、仕事に就き、お金を稼ぎましょう。
職業は12種類あります。給料も支出も職業によって大きく違います
必ずしも高給取り=クリアしやすい、とは限らないのでご注意ください。

ビルの管理人
機械工
トラック運転手
秘書
警察官
看護婦
教師
ビジネスマネジャー
エンジニア
弁護士
航空機パイロット
医師

就職:ゲームスタート

就職も決まり、ルールも確認したら、いよいよゲームスタートです!
ゲーム時間は凡そ1時間半。セミナー時間の関係上やや短めです。
その分、積極的に投資にチャレンジしていく事で、得られる物が大きく変わってきます!

ファイナンシャルカレッジ特有のルールとして、以下の物があります。

分からなかったらやってみる!
今の損得で判断しない!

これを破ったら失格…とはいきませんが、得られるものが少なくなってしまいます。ご注意下さい。

終活:振り返り

ゲームの目的はラットレース抜けですが、ファイナンシャルカレッジとしての目的は別にあります。
それは、その日の行動を振り返り、

「この行動・思考は良かった…」
「ここはこうすれば良かった…」
「次はこうしたい…」
「実生活ではこのように活かしたい…」

等といった気付きを得る事です。

「ゲームであれば、株で損失を出そうと、破産しようと、実質的な損害は何もありません」と、上で書きました。
逆も然りで、ゲームで運よくラットレース抜けをできたとしても、なぜ勝てたのかを振り返らず、
結果日常生活でその経験を活かせなければ、実は意味がありません。

逆にゲームでは損失を出したり破産したりしても、そこから何かを学び取り、
実生活で同じ失敗を避ける事が出来れば、ゲームをやった意味は十分にあります。

・『現金数えるのが遅れて投資判断できなかったよ』→「財布と銀行口座の残高は常に把握しましょう」
・『バンカーに給料少なく渡されたよ○岡氏ね』→「気づかぬうちに時間外手数料取られてないか、確認しましょう」
・『トラッカーの分際で最初から借金コンクリート大型マンション買ったら破産したぜウェーイ』→「自分の現状と取れるリスクを確認しなさい」
・『繰り上げ返済しすぎたらDownsizeで死にかけました』→「投資は余裕資金で!最低限の生活費は手元に残しましょう」

キャッシュフローゲームも一種の人生ゲームのような物なので、
日常生活に活かそうと思えば活かせる経験は、探してみればいくらでもあります。

いかがでしたでしょうか。
お金の勉強をして資産運用に少しでも興味を持たれた方がいたら、
是非ファイナンシャルカレッジに(文字通り)遊びにいらしてください。

最後に:知っておいた方がよい注意事項!

開始時刻

第4週は9:00~12:00です。第1週~第3週より1時間早いのでご注意ください

持ち物

鉛筆、消しゴムまたはフリクションペンをご持参ください。
第1週~第3週と異なり、同じ紙の同じ個所を何度も書き直したりするからです。

また、電卓も忘れないようにしましょう。四則演算ができれば十分で、関数電卓や金融電卓は不要です。




藤岡陽一郎
Financial Collegeは「多様性と一貫性を兼ね備えている」という印象です。 会社内とは比較にならないほど多種多様な職業・考え方の人と出会える一方、 某FAのように「その場限り」でもなく、知ったる仲間と継続的に学び、楽しんでいける。 その仲間との縁でさらに人とのつながりや、自分自身の幅も広がっていく(ハズ!)。

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