【日本人はケチ?】寄付金総額が日本の35倍もあるアメリカのひみつ

パッパラパッパッパー パッパラパッパッパー (ラッパ音
私がファイナンシャルカレッジの清水軍曹です。

毎年アメリカ発の慈愛に満ちたニュースを耳にします。

「ウォーレン・バフェットが慈善団体に30億ドル寄付した!」
「マーク・ザッカーバーグが保有するFacebook株の99%を寄付した!」

アメリカの年間の個人寄付総額は円換算で約27兆円だそうです。
対して日本は約7400億です。

 

アメリカは日本の35倍・・

寄付ランキングでも日本は102位です。

日本人の自分のお金への執着は勉強会でもたびたび指摘していますが、この差はすごい・・
しかしいくらなんでも差がありすぎなのではないでしょうか。

 

アメリカの寄付文化のひみつ

アメリカ人は大富豪に限らず、所得が低くても寄付をします。
日本よりアメリカの寄付が多い理由は3つあります。

 

寄付は名誉である

アメリカでは多額の寄付をした人には賛辞と名誉が贈られます。
また寄付額が大きく社会に貢献するほど信用力が増します。
当然その信用力はビジネスでも役に立ちます。

「自分が稼いだお金を他人のために使う」

褒められて当然の行為ですが、なぜか日本では金持ちの道楽と見なされる雰囲気です。

 

寄付は当然とする文化と慣習がある

アメリカはキリスト教プロテスタントが築いた国です。
そんなわけでキリスト教の思想が社会に根付いています。
キリスト教には「お金を持っている人が、貧しい人に分け与えるべき」という考え方があります。
この考え方によって、寄付が自然と受け入れられているというわけです。

またアメリカ人は、自ら広大な荒野を切り開いてきたフロンティアスピリッツを持っています。
広大な荒野でインディアンに襲撃されたとき、自分の身を守れるのは自分です。
その名残で銃の所有が認められています。

「政府を信用しない」
「自分たちのことは自分たちでする」

これがアメリカの精神です。
そのため政府を介しない、個人から個人へのお金の流れである寄付が根付いていると考えられます。

 

寄付に有利な税制

日本人の大半を占めるサラリーマンは毎月給料から税金を天引きされています。(源泉徴収)
寄付をするには、手元に残ったお金から寄付金を出す必要があります。

それに対してアメリカ人は全員が確定申告を行います。
その確定申告の際、寄付金は控除の対象になります。
つまり

「寄付をする分だけ、税金が安くなる」

というわけです。
しかもこの控除額はお金持ちほど増えていく仕組みになっています。

「どうせ税金で持っていかれるなら、自分が応援したいところに使ってほしい」

そうした思いもありそうです。

 

じつは寄付先進国になっていた日本

「アメリカは税制面で優遇されているから寄付が多い。だからしょうがない」

これが定説でしたが、じつは寄付に関する日本の税制面は大きく変わっていました。
しかも2011年にです。

新NPO法&新寄付税制 - リンク認定とろう!NET

リンク先が詳しいですが要するに

・寄付すると最大40%の控除を受けられる
・寄付控除の対象になるNPO法人が増加

です。
ただし控除を受けるには確定申告が必要です。

この法律によって法律面ではアメリカと並んだといえます。

 

後はお金の価値観の違いだけ

6年前に法律も変わり、寄付しやすくなりました。
それでも寄付があまり増えないのは、お金に対する考え方が違うからかもしれません。

ファイナシャルカレッジ第3週「日本の常識 世界の非常識」

ではそうした諸外国とのお金に対する価値観の違いが学べます。

アメリカの長い歴史を持つ寄付文化にすぐに到達することはないでしょう。
しかしお金のことを真剣に考えたとき、寄付という選択肢を選べる人間性はもちたいですね。




清水軍曹
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