源泉徴収票を使って、実際に所得税を計算してみよう

パッパラパッパッパー パッパラパッパッパー (ラッパ音
私がファイナンシャルカレッジの清水軍曹です。

先月の節税セミナーはいかがだったでしょうか。
意外と計算がめんどくさいと思ったのではないでしょうか。

自分も源泉徴収票が届いた時計算してみましたが、めんどくさかった記憶があります。
これは源泉徴収票に書いてある数値が、間の計算をすっ飛ばして結果しか書いてないためです。
これでは自分の納税額がどうやって求められているのか分からない。

そんなわけで今回は具体的な数字を使って税金を計算してみましょう。

ちなみにそれぞれの言葉の意味や考え方は、スタッフ藤岡氏が大変分かりやすくまとめている記事がありますので、参考にすると良いでしょう。

【ROI 10,000%も夢じゃない!源泉徴収票であなたの節税のポテンシャルを把握しましょう】

 

計算の前に準備するもの

今回は平均的と思われる30代独身サラリーマンを例にしてみました。

・年収 4,758,632円
・社会保険料 558,214円
・生命保険料控除 24,879円
・扶養なし
・その他収入なし
※数値は適当に設定

 

実際に計算してみよう!

準備ができたので早速計算してみましょう。

 

①「支払金額」の計算

支払金額は年収に当たります。
すなわち4,758,632円です。

 

②「給与所得控除後の金額」の計算

給与に対する給与所得控除後の金額は所得税法に細かく記載されています。
【所得税法別表第五(年末調整等のための給与所得控除後の給与等の金額の表)】

表より4,758,632円は、4,756,000円~4,760,000円の間であることが分かります。
そしてこの範囲では②「給与所得控除後の金額」は3,264,800円であることが分かります。

これが正規の手順ですが、表が長大なため速算表を使って大雑把な額を計算することもできます。

 

③「所得控除の額の合計額」の計算

今回の設定では3つの所得控除が受けられます。

 

・基礎控除 380,000円(一律)
・社会保険料控除 558,214円(⑤社会保険料等の金額より)
・生命保険料控除 24,827円(⑥生命保険料の控除額より)

すべて足し合わせると、③「所得控除の額の合計額」になります。
380,000 + 558,214円 + 24,827円 = 963,041

 

④「源泉徴収税額」の計算

全ての数値が揃いました。
まず課税所得を計算します。

②「給与所得控除の金額」 - ③「所得控除後の合計額」 = 課税所得

 

なので、 3,264,800円 - 963,041円 = 2,301,759円 が課税所得になります。

課税所得が分かったので、実際の所得税を求めます。

まずは端数処理をして、千の位以下を切り捨てます。
2,301,759円 → 2,301,000円

速算表を使い、所得税を計算します。
2,301,000円は「195万円を超え 330万円以下」に該当します。

2,301,000円 × 0.1 -97500円 = 132,600円 が所得税になります。

これで終わりと思いきや、さらに復興特別所得税(102.1%)がかかります。
【復興特別所得税の源泉徴収のあらまし】

132,600円 × 1.021 = 135,384.6円

千の位以下を端数処理します。

135,384.6円 → 135,000円

こうして ④「源泉徴収額」 135,000円が算出されました。
これが所得税です。

 

1回ぐらいは自分の給与を元に計算しよう

基本的に四則演算しか使わないとはいえ、細かな計算と専門用語で嫌になります。
最初に計算したときは、数字が合わず苦労しました。
ただ一度計算してみると、税金に対しての理解が進みます。

1回ぐらいは自分の源泉徴収票を使って計算してみると、新たな学びがありますよ。




清水軍曹
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